好奇心を育てる場の条件

4月のゼミから始まった新しいテーマ「好奇心を育てる場の条件」一年かけて掘り下げていきます。

 

まず『子どもは40000階質問する』著:イアン・レズリーの本を元に好奇心の分類やキーワード、環境などをまとめ可視化できるように付箋に書き貼り出してみました。f:id:PVklY4yN2c1dLPz:20210603015310j:image

1回目と2回目はどのような方針で進めていくかの発表で第3回目のゼミでここまで進めました。昨日のゼミでは「好奇心」の定義を決めました。

 

週が空いたというのもあって前の振り返りから始めました。

【好奇心は周りの環境によって左右される】

・すぐに知れる環境は好奇心を育てない

→インターネットの発達(情報の供給が多い)

→インターネットが普及していない時代の(情報が現代に比べて少ない)場合は好奇心は育っていた…??

・世の中の情勢や常識によって好奇心が育つか決まる

→好奇心が抑えられる社会は育たない

→思考が抑えられすぎてもダメ、抑えられすぎるとやりたくなる

これらを簡単にまとめると知りすぎてもダメ、知らなすぎてもダメという感じです。

 

どんどん考えていくうちにグループである考えが出てきました。それは好奇心は「知る」が先か「興味」が先か。哲学みたいな考え方が出てきました笑私の考えはどちらもあるんじゃないかなと思いましたが今改めて考えると、好奇心は知りすぎても知らなすぎてもダメなのでこの問いで言えば「知る」が先なのかなと思いました。

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この図のように少しでも知っていることと十分知っていることの間にあると考えたため

好奇心とは「少しでも知っている知識と十分知っている知識の間にあり、その間の知らない知識(情報の空白)を知りたい(埋めたい)と思う欲求」というように定義しました。

 

好奇心の周りの環境から入って全然定義まで行きつかないかも!と思っていたのですが環境を改めてかまとめたことで知りすぎても知らなすぎてもダメということがわかったので結果的にいい寄り道だったなと感じます。

 

定義するって難しいなあ。